画鋲がないときの貼り方
ポスターを貼りたいのに見当たらない、賃貸で壁に穴を開けたくない、子どもがいるので使いたくない――家にあるもので掲示はできます。画鋲がしているのは「紙を壁に固定する」ことなので、支える力のある粘着材があれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| マスキングテープ | ★★★★★ | 跡が残りにくく貼り直せる | 重い物は落ちる |
| 両面テープ | ★★★★☆ | しっかり留まる | 壁紙を傷めることがある |
| 練り消し・粘着タック | ★★★★☆ | 穴が開かず何度も使える | 油分が壁に移る場合も |
| クリップ+ひも | ★★★☆☆ | 壁に触れずに吊るせる | 吊るす場所が必要 |
| 市販の画鋲・ピン | ★★★★★ | 本格的 | 穴が開く・落下に注意 |
画鋲の代用品の選択肢
マスキングテープ
賃貸で最も使いやすい方法です。紙の四隅を壁に留めるだけで、はがすときも跡が残りにくく、位置を変えたいときも貼り直せます。柄物を選べば装飾を兼ねられるのも利点です。
粘着力は強くないので、厚紙やフレームなど重さのあるものは落ちます。A4程度の紙なら四隅、大きなポスターなら辺の中間にも足してください。日当たりのよい場所では粘着剤が劣化するので、定期的に貼り直します。
両面テープ
マスキングテープより保持力があり、少し厚みのある紙やカレンダーでも留まります。屋内の掲示なら十分な強度です。
強力なタイプは、はがすときに壁紙を持っていくことがあります。賃貸では弱粘着タイプを選ぶか、先にマスキングテープを壁に貼り、その上に両面テープを重ねる「養生貼り」にすると壁を守れます。
練り消し・粘着タック
粘土状の粘着材を小さくちぎり、紙の四隅に付けて壁に押し当てます。穴が開かず、繰り返し使えて、はがした跡もほとんど残りません。掲示物の入れ替えが多い場所に向いています。
長期間貼りっぱなしにすると、油分が壁紙に移ってシミになることがあります。数か月ごとに位置を変えるか、貼り替えるようにしてください。砂壁や凹凸のある面には付きにくい性質があります。
クリップ+ひも
壁に貼らずに掲示する方法です。ひもやワイヤーを2点間に渡し、洗濯ばさみやクリップで紙を吊るします。複数枚を並べて掛けられ、差し替えも一瞬で済みます。
ひもを留める両端が必要なので、設置できる場所は限られます。紙が風でめくれるため、扇風機やエアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
市販の画鋲・ピン
掲示板やコルクボードなら画鋲が最も確実です。針が細い「ニンジャピン」タイプは壁の穴が目立ちにくく、石膏ボード用のフックは数kgまで支えられます。
落ちた画鋲を踏む事故が多いため、小さな子どもやペットがいる家庭では使う場所を選んでください。抜いた後の穴は残るので、賃貸では退去時の状態を考えて判断します。
画鋲の代用品で貼るときのコツ
- 壁のホコリを拭く:粘着材は表面の汚れで一気に弱くなる。乾拭きしてから貼る。
- 四隅+辺の中間:大きな紙は四隅だけだと中央がたわんで落ちる。
- 賃貸はマステを下地に:壁にマステ→その上に両面テープで、壁紙を守れる。
- 重い物には使わない:額縁や時計は落下すると危険。壁掛け用の金具を使う。
シーン別に見る画鋲の代用品のおすすめ
賃貸で壁に穴を開けたくない
マスキングテープか練り消しタイプの粘着材が最適です。どちらも穴が開かず、はがした跡もほとんど残りません。大きなポスターならマスキングテープを下地にして両面テープを重ねると、保持力と原状回復を両立できます。
子どもの作品を頻繁に入れ替えたい
クリップ+ひもが便利です。壁に何も貼らずに済み、差し替えが一瞬で終わります。ひもを渡す場所がなければ、練り消しタイプなら何度でも貼り直せます。
掲示板やコルクボードに留めたい
この用途は画鋲が最適です。代用品を使う必要はありません。落下対策として、使わない画鋲はケースにまとめ、床に落ちていないか定期的に確認してください。
