靴箱がないときの玄関の収納
引っ越した部屋に備え付けがない、家族が増えて入りきらない、来客用の靴が置けない――靴箱の代用品は家にあるもので組み立てられます。靴箱がしているのは「靴を重ねずに並べ、においと湿気をためずに収める」ことなので、高さを区切れる棚状のものがあれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| カラーボックスを横置き | ★★★★★ | 棚板の高さが靴にちょうど合う | 奥行きが浅いと靴がはみ出す |
| 突っ張り棚・突っ張り棒 | ★★★★☆ | 床を使わず空間を活かせる | 耐荷重を超えない |
| 段ボールを重ねる | ★★★☆☆ | 今すぐ無料で用意できる | 湿気を吸い長期には向かない |
| すのこで棚を作る | ★★★★☆ | 通気性がよく湿気に強い | 組み立てる手間がかかる |
| 市販の靴箱・シューズラック | ★★★★★ | 本格的 | 玄関の寸法を測ってから買う |
靴箱の代用品の選択肢
カラーボックスを横置き
代用としては最も実用的です。3段のカラーボックスを横に倒すと、仕切りの間隔が靴のサイズにちょうど合い、6〜9足ほど並べられます。上面は鍵や印鑑を置く台としても使えます。
注意点は奥行きです。一般的なカラーボックスの奥行きは29cm前後で、27cm以上の靴だとかかとがはみ出します。ブーツなど背の高い靴は入らないので、棚板を外して1段分を高くするか、別の場所に置いてください。
突っ張り棚・突っ張り棒
床のスペースを使わずに収納を増やせます。玄関の壁と壁の間に突っ張り棒を2本平行に渡せば、その上に靴を並べられます。既存の靴箱の中で高さが余っている段にも使えます。
耐荷重を必ず確認してください。靴は1足あたり0.5〜1kgあり、何足も載せるとすぐに数kgになります。突っ張り棒が落下すると危険なので、しっかり固定できる幅の場所を選び、重い靴は下に置きます。
段ボールを重ねる
引っ越し直後など、今すぐ何とかしたいときの手段です。同じ大きさの箱を横向きに重ねれば、簡易的な棚になります。前面を切り取れば靴の出し入れも楽です。
玄関は湿気がこもりやすく、段ボールは湿気を吸って強度が落ちます。カビや虫の温床にもなりやすいので、あくまで数週間の応急処置と考えてください。長く使うなら、プラスチック製の収納ケースに切り替えます。
すのこで棚を作る
すのこを2枚組み合わせて棚を作る方法です。通気性が高く、玄関の湿気対策としては市販の靴箱より優れています。ホームセンターで手に入り、加工も難しくありません。
組み立てには結束バンドや木ねじが必要で、多少の手間がかかります。安定性を確保するため、壁際に置くか、L字金具で固定してください。木製なので、水に濡れたまま靴を置くとカビが出ることがあります。
市販の靴箱・シューズラック
省スペースの薄型、縦に積める伸縮式、扉付きでにおいを抑えるタイプなどがあります。玄関の幅・奥行き・高さを測ってから選ぶと失敗しません。
扉付きは見た目が整う一方、密閉されて湿気とにおいがこもります。定期的に開けて換気するか、除湿剤を入れてください。オープンラックは通気性に優れますが、ほこりが積もりやすくなります。
靴箱の代用品を使うときのコツ
- 靴は乾かしてから入れる:濡れたまま収納するとにおいとカビの原因になる。
- 通気を確保する:壁にぴったり付けず、数cm離すだけで湿気がこもりにくい。
- 重い靴は下段に:特に突っ張り式では、重心を下げると安定する。
- 除湿剤・新聞紙を敷く:玄関は湿気がたまる。下に一枚敷くだけで違う。
- 段ボールは長期に使わない:湿気を吸い、虫を呼びやすい。
シーン別に見る靴箱の代用品のおすすめ
引っ越し直後で今すぐ必要
段ボールを横向きに重ねるのが最も早い方法です。ただし数週間で湿気を吸って傷むので、その間にカラーボックスか市販のラックを用意してください。すのこを下に敷くだけでも湿気の影響は減ります。
家族の靴が入りきらない
カラーボックスの横置きが最も収納力があります。既存の靴箱に余った高さがあれば、そこに突っ張り棒や小さな棚を足すことで、同じ面積で収納量を倍にできます。
玄関のにおい・湿気が気になる
すのこで棚を作る方法が向いています。通気性が高く、靴の裏まで風が通ります。扉付きの靴箱を使っている場合は、定期的に開けて換気し、除湿剤か新聞紙を敷いてください。
