靴ひもが切れたときの応急処置
出先で突然切れた、洗濯したら傷んでいた、片方だけ紛失した――家にあるもので歩ける状態には戻せます。靴ひもがしているのは「甲を締めて足と靴を固定する」ことなので、適度な強さと長さのある紐状のものがあれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| リボン・平たい紐 | ★★★★★ | 平打ちの靴ひもに近くほどけにくい | 強度は本来の紐に劣る |
| パーカーやジャージの紐 | ★★★★☆ | 丈夫で長さも十分 | 抜いた服が使えなくなる |
| 結束バンドで固定する | ★★★☆☆ | ほどけず確実に留まる | 脱ぎ履きのたびに切る |
| 切れた靴ひもを結んでつなぐ | ★★★☆☆ | 今すぐその場で直せる | 結び目が穴に引っかかる |
| 市販の靴ひも | ★★★★★ | 本格的 | 長さと形状を合わせて買う |
靴ひもの代用品の選択肢
リボン・平たい紐
見た目も機能も最も靴ひもに近い代用品です。ラッピング用のリボンや手芸用の平紐は、平打ちの靴ひもと同じように穴を通せてほどけにくく、幅が合えば違和感もほとんどありません。
強度は専用の靴ひもに劣るため、走ったり長距離を歩いたりする場面では途中で切れることがあります。応急処置と割り切り、帰宅後に交換してください。端がほつれる場合は、透明なテープを巻くか、ライターの火で軽く炙ると止まります(化繊のみ・火の扱いには注意)。
パーカーやジャージの紐
強度と長さの両方で優秀です。スウェットやパーカーのウエスト紐は、靴ひもとほぼ同じ太さと丈夫さがあり、そのまま通せます。丸紐タイプなら運動靴にもよくなじみます。
抜いてしまうとその服の紐がなくなるので、あまり着ていない服から拝借するのが現実的です。長すぎる場合は切って端を処理し、短すぎる場合は下の穴を1つ飛ばして通すと足ります。
結束バンドで固定する
ほどける心配がなく、締め具合も一度決めれば変わりません。靴の両側の穴に通して締めるだけなので、紐を通す手間もかかりません。屋外や作業現場での応急処置に向いています。
一度締めると緩められないため、脱ぐときはニッパーで切ることになります。足の甲に食い込むと痛いので、締めすぎないこと。長時間の使用や、締め直しが必要な場面には向きません。
切れた靴ひもを結んでつなぐ
その場でできる最も早い対処です。切れた両端を固結びでつなぎ、結び目が穴の間に来るよう位置を調整します。結び目を穴の外側に出すようにすると、通すときに引っかかりません。
結んだぶん全体が短くなるので、下の穴を1つ飛ばす、または一番上の穴を使わないなどで調整してください。結び目が足の甲に当たると痛むため、位置は靴の側面に来るよう寄せます。
市販の靴ひも
丸紐、平紐、伸びる素材のものと種類があります。スニーカーには平紐、革靴には細い丸紐が一般的です。伸縮するタイプは結んだままでも脱ぎ履きができ、子どもや高齢の方にも扱いやすくなっています。
買うときは長さの確認が重要です。穴の数が5組なら約110cm、6組なら約120cmが目安。古い紐を外して長さを測ってから買うと失敗しません。予備を1組持っておくと、切れたときに慌てずに済みます。
靴ひもの代用品を使うときのコツ
- 長さの目安を知っておく:穴5組で約110cm、6組で約120cm。
- 端の処理をする:ほつれるとすぐ通せなくなる。テープを巻くだけでも違う。
- 結び目は甲に当てない:側面に寄せると痛くならない。
- 締めすぎない:特に結束バンドは血行を妨げる。指1本入る余裕を残す。
- 応急処置は当日限り:代用品のまま走ると切れて転倒の危険がある。
シーン別に見る靴ひもの代用品のおすすめ
出先で切れて今すぐ歩きたい
切れた紐を結んでつなぐのが最速です。長さが足りなければ、一番上の穴を使わずに通せば歩けます。靴屋やコンビニが近ければ、そこで買い替えるのが確実です。
家で見つかった代用品でしのぎたい
パーカーの紐かリボンが向いています。太さが靴の穴に合うかだけ確認してください。丸紐は結び目がほどけやすいので、蝶結びの後にもう一度結ぶとしっかり留まります。
結ぶのが面倒・脱ぎ履きを楽にしたい
市販の伸縮タイプの靴ひもがおすすめです。結んだままの状態で脱ぎ履きでき、代用品でしのぐより結果的に快適になります。子どもの靴や、頻繁に脱ぎ履きする場面で効果を実感しやすいでしょう。
