バターナイフがないときの塗り方
朝食のトーストに塗りたい、来客用が足りない、そもそも持っていない――家にあるもので十分きれいに塗れます。バターナイフの特徴は「刃がなく、平たい面で塗り広げられる」ことなので、平らな面を持つ道具があれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ティースプーンの背 | ★★★★★ | すぐ使えて塗り広げやすい | 硬いバターは削りにくい |
| テーブルナイフ | ★★★★★ | 形がほぼ同じ | 刃側を使わないよう注意 |
| ゴムベラ・シリコンヘラ | ★★★★☆ | 柔らかく容器に残らない | 硬いバターは切り取れない |
| 割り箸・アイスの棒 | ★★★☆☆ | 洗い物が出ない | 幅が狭く塗るのに時間がかかる |
| 市販のバターナイフ | ★★★★★ | 本格的 | 100円ショップでも買える |
代用品の選択肢
ティースプーンの背
最も手軽な方法です。スプーンの先でバターを取り、背の丸い面でパンに押し広げます。カーブがあるので力が均等に伝わり、思ったよりきれいに塗り広がります。ジャムやピーナッツバターにも同じように使えます。
冷蔵庫から出したばかりの硬いバターは削り取りにくいので、少し室温に置くか、スプーンを湯につけて温めてから使うとすんなり取れます。
テーブルナイフ
洋食器のテーブルナイフは形も大きさもバターナイフに近く、そのまま置き換えられます。刃はほとんど切れないので、平らな面でバターを取り、そのまま塗り広げられます。来客時に人数分そろえたいときも、食器として並べれば違和感がありません。
ステーキナイフのように刃がしっかりついたものは、パンの表面を切ってしまうので避けてください。刃側を下に向けて塗らないよう気をつければ、扱いに難しさはありません。
ゴムベラ・シリコンヘラ
製菓用の小さなゴムベラは柔らかくしなるので、パンの表面に沿って薄く均一に塗れます。容器の内側に残ったバターをきれいにこすり取れるのも利点で、最後まで使い切れます。
硬いバターを切り取る力はないため、常温で柔らかくなっている状態が前提です。マーガリンやクリームチーズのように柔らかいものには、この方法が最も向いています。
割り箸・アイスの棒
割り箸の先を使うか、洗って乾かしたアイスの木の棒を使う方法。使い捨てにできるので洗い物が出ず、大人数のバーベキューやパーティーでは扱いやすい選択です。
幅が狭いので、一枚塗るのに何度も往復が必要になります。木の棒はバターの水分を吸うため、使い回さず一回で捨ててください。
市販のバターナイフ
ステンレス製、木製、熱伝導率の高い金属で硬いバターも削れるタイプ、穴が開いていて薄く削り出せるものなどがあります。100円ショップにも置いてあり、毎朝パンを食べる家庭なら1本あると朝の手間が減ります。バターケースに一緒に入れておけば、探す時間もかかりません。
使うときのコツ
- バターを室温に戻す:硬いままだとパンが破れる。使う数分前に出しておく。
- 道具を温める:湯につけて拭いた金属は、硬いバターもすんなり通る。
- トーストは熱いうちに:焼きたてなら勢いよく塗らなくても自然に広がる。
- 共用の容器には戻さない:パンに触れた道具でバターを取り直すと、パンくずが混ざって傷む。
シーン別のおすすめ
朝食のトーストに塗る
ティースプーンの背かテーブルナイフで十分です。焼きたての熱いうちに載せれば、置くだけで溶けて広がります。硬いバターは、スプーンを湯につけて温めてから使うと力を入れずに削れます。
来客用に人数分そろえたい
テーブルナイフを人数分並べるのが見た目も自然です。洋食器としてすでに食卓に置く道具なので、追加の準備がいりません。バターを小皿に取り分けて出せば、それぞれが自分のナイフで取れるので衛生的です。
お菓子作りでバターを扱う
ゴムベラが最も向いています。容器に残った分までこすり取れるので、分量が正確になります。型に薄くバターを塗る作業も、ゴムベラかキッチンペーパーを使うと均一に仕上がります。計量が必要な場合は、目分量ではなくスケールで量ってください。
