毛布がないときの寒さのしのぎ方
急に冷え込んで冬用の寝具を出していない、来客の分が足りない、引っ越し直後で届いていない――家にあるもので一晩はしのげます。毛布の役割は「体との間に空気の層を作って熱を逃がさない」ことなので、空気を抱えられるものを重ねれば近い効果が出ます。毛布の代用品として使えるのはバスタオルを何枚も重ねる・掛け布団の下に薄手の布を足す・厚手の上着・フリースを掛けるなど。それぞれの使い方と注意点を紹介します。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| バスタオルを何枚も重ねる | ★★★★★ | 枚数で空気の層が作れる | ずれやすく重くなる |
| 掛け布団の下に薄手の布を足す | ★★★★★ | 今ある寝具の性能を引き上げる | 足すものの厚みで効果が変わる |
| 厚手の上着・フリースを掛ける | ★★★★☆ | 保温性が高く足元に効く | 面積が狭く体全体は覆えない |
| アルミの保温シート・レジャーシート | ★★★☆☆ | 熱を跳ね返して逃がさない | 蒸れる・音がする |
| 市販の毛布 | ★★★★★ | 本格的 | 洗える素材か確認する |
毛布の代用品の選択肢
バスタオルを何枚も重ねる
厚手のバスタオルを3〜4枚重ねて体に掛ければ、毛布1枚に近い保温力が出ます。1枚の厚みより、重ねて空気の層を作ることが効くので、薄手を多く重ねるほうが暖かくなります。
ずれやすいので、端を敷布団の下に挟むか、洗濯ばさみで数か所留めてください。枚数が増えると重くなって寝苦しくなるため、上半身より冷えやすい足元に厚みを寄せると効率が上がります。
掛け布団の下に薄手の布を足す
毛布の本来の使い方は「体と掛け布団の間に一枚挟む」ことなので、シーツや薄手の布団カバー、大判のストールを体の上に一枚足すだけでも体感が変わります。今ある寝具をそのまま活かせるのが利点です。
布団の上に掛けるより、体側に入れたほうが暖かくなります。足すものが薄すぎると効果が出にくいので、フリース地やタオル地のように空気を含む素材を選んでください。
厚手の上着・フリースを掛ける
ダウンジャケットやフリースを布団の上に掛ける方法。衣類として保温するよう作られているので、面積の割に効果が高いのが特徴です。とくに足元に掛けると冷えが和らぎます。
体全体は覆えないので、他の方法と組み合わせる前提です。ファスナーや金具が肌や寝具に当たらないよう、裏返して掛けるか間に布を挟んでください。
アルミの保温シート・レジャーシート
防災用の保温シートやアルミ面のあるレジャーシートは、体の熱を跳ね返すので、掛け布団の上に重ねると保温力が上がります。かさばらず、備えとして持っている家庭も多い品です。
通気性がないので蒸れやすく、汗をかくとかえって冷えます。体に直接触れさせず、必ず布団を挟んで一番上に載せてください。動くたびに音がするので、眠りが浅い人には向きません。
市販の毛布
アクリルや化繊は軽くて洗いやすく、ウールは保温性と調湿性に優れます。肌に直接触れるものなので、家庭で洗えるかどうかは選ぶときの判断材料になります。来客用に一枚あると、こうした場面で慌てずに済みます。
毛布の代用品を使うときのコツ
- 体の下にも敷く:床や敷布団に熱が逃げる。下に一枚足すほうが効くこともある。
- 薄手を重ねる:厚手1枚より、薄手を複数枚重ねたほうが空気の層ができる。
- 足元を厚めに:冷えを感じやすいのは足先。重みを足元に寄せる。
- ずれ止めをする:端を敷布団の下に挟むか、洗濯ばさみで留める。
- 蒸れに注意:通気性のない素材は体に直接触れさせない。
シーン別に見る毛布の代用品のおすすめ
今夜だけ急に冷え込んだ
バスタオルを重ねて掛けるのが最も手早い方法です。体と掛け布団の間に入れると効果が高くなります。厚手の上着を足元に掛けて足す形にすると、少ない枚数でも冷えを感じにくくなります。
来客用が足りない
清潔なバスタオルを重ねて用意し、掛け布団と組み合わせて出すのが現実的です。そのまま渡すより「寒ければこれを挟んでください」と一言添えると、相手も使いやすくなります。洗ってあるものを使うのが前提です。
床や敷布団からの冷えがつらい
掛けるより敷くほうが効く場面です。体の下にバスタオルやラグを一枚足すだけで、床に逃げる熱が減ります。フローリングに直接寝ている場合は、下に厚みを作ることを優先してください。
