レインコートがないときの雨対策
台風で傘が使えない、自転車で通勤しなければならない、子どもの分が急に必要になった――家にあるもので雨はしのげます。レインコートの役割は「体を覆って水を通さない」ことなので、防水性のある面をどう確保するかが選択の分かれ目です。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 大きなゴミ袋に穴を開ける | ★★★★☆ | 完全防水で全身を覆える | 蒸れて見た目も良くない |
| ウインドブレーカー・撥水ジャンパー | ★★★★☆ | 見た目が自然で動きやすい | 強い雨では染みてくる |
| ポンチョ・大判ストール+防水スプレー | ★★★☆☆ | 羽織るだけで肩を守れる | 防水性は限定的 |
| 傘とレジャーシートの併用 | ★★★☆☆ | 荷物だけでも守れる | 歩行時のみ有効 |
| 市販のレインコート | ★★★★★ | 本格的 | コンビニでも買える |
代用品の選択肢
大きなゴミ袋に穴を開ける
45〜70リットルのゴミ袋の底の角を2か所、頭を出す部分を1か所切り抜けば、かぶるだけの簡易ポンチョになります。防水性は市販品と変わらず、全身を確実に覆えるので、突然の豪雨や災害時の避難には十分役立ちます。
通気性がまったくないため蒸れて汗をかき、内側が濡れます。長時間の着用には向きません。自転車で使う場合は、裾がタイヤやチェーンに巻き込まれないよう短く切り、腰のあたりを紐で結んで固定してください。
ウインドブレーカー・撥水ジャンパー
スポーツ用のウインドブレーカーやナイロン素材のジャンパーは撥水加工されているものが多く、小雨程度なら十分しのげます。見た目が自然で、着いた先でそのまま過ごせるのが最大の利点です。
撥水と防水は別物で、強い雨に長く当たると縫い目や生地から染みてきます。フードのないものは頭が濡れるので、帽子や傘との併用が前提になります。着用後は陰干しして乾かすと撥水性が保てます。
ポンチョ・大判ストール+防水スプレー
大判のストールやポンチョに防水スプレーをかけて羽織る方法。肩と背中を覆えるので、短い距離の移動なら実用になります。防水スプレーは靴やかばんにも使えるので、一本あると雨の日全般に役立ちます。
布地そのものは水を通すため、防水性は市販のレインコートに及びません。降り続く雨では重くなって冷えるので、あくまで小雨や短時間向けと考えてください。
傘とレジャーシートの併用
傘をさしたうえで、リュックや荷物にレジャーシートやポリ袋をかぶせる方法。体は傘で、荷物は袋で守るという分担です。書類やパソコンを濡らしたくない場面では、この組み合わせが確実です。
横殴りの雨や強風では傘が役に立たず、下半身は濡れます。自転車では傘の使用が禁止されているので、この方法は徒歩の場合に限られます。
市販のレインコート
コンビニ、ドラッグストア、ホームセンター、100円ショップまで幅広く置いてあり、急な雨でもすぐ手に入ります。自転車通勤なら袖のあるコートタイプ、徒歩中心なら着脱の早いポンチョ型が扱いやすい。撥水と防水の表示を確認し、長く使うなら縫い目に防水処理がされたものを選んでください。
使うときの注意
- 自転車では裾を短く:長い裾がタイヤやチェーンに巻き込まれると転倒する。
- 視界を確保する:フードで横が見えなくなると危険。首を振って確認できる形に。
- 足元は別に守る:上半身だけ覆っても靴が濡れると体が冷える。
- 台風時は外出を控える:装備を整えるより、出ない判断のほうが安全なこともある。
- 濡れたら乾かす:ポリ袋も衣類も、濡れたまま重ねるとにおいとカビの原因になる。
シーン別のおすすめ
自転車で移動しなければならない
ゴミ袋のポンチョが最も確実に濡れを防げますが、裾を短く切って腰で固定し、巻き込みを防いでください。撥水のウインドブレーカーがあれば動きやすさで勝ります。傘を差しての運転は法令で禁止されているので、必ず着るもので対処してください。
子どもの通学・送り迎え
市販のレインコートを用意するのが安全面で確実です。間に合わせが必要な日は、大きめのゴミ袋で作ったポンチョにフード部分の穴を小さく開け、視界をふさがないようにします。ランドセルまで覆える大きさにすると、教科書が濡れません。
屋外イベント・運動会で急に降ってきた
ゴミ袋を羽織り、レジャーシートを荷物にかぶせる組み合わせが手早いです。座る場所が濡れているなら、ゴミ袋を切り開いて敷物にもできます。長雨になりそうなら、無理に留まらず切り上げる判断も含めて考えてください。
