マッシャーがないときのつぶし方
ポテトサラダを作りたいがマッシャーがない、コロッケのたねを作る途中で気づいた、年に数回のために買うか迷う――マッシャーの代用品は家にあるもので間に合います。マッシャーがしているのは「加熱してやわらかくなった食材を、面で押して一気につぶす」ことなので、押す力をかけられる硬いものがあれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| フォーク | ★★★★★ | 背で押すだけで粗さも調整できる | 量が多いと時間がかかる |
| 麺棒・すりこぎ | ★★★★☆ | 力をかけやすく量もこなせる | 浅い器だと飛び出す |
| 保存袋に入れて手でつぶす | ★★★★☆ | 洗い物が出ない | 熱いうちは素手で触らない |
| 泡立て器 | ★★★☆☆ | なめらかに仕上がる | ワイヤーの間に詰まる |
| 市販のマッシャー | ★★★★★ | 本格的 | 鍋の加工に合う素材を選ぶ |
マッシャーの代用品の選択肢
フォーク
最も手軽で失敗の少ない方法です。ボウルに入れた食材を、フォークの背で上から押しつぶしていきます。押す回数で粗さを調整できるので、ごろっと食感を残したいポテトサラダにも向いています。
一度につぶせる面積が小さいため、じゃがいも4〜5個を超えると時間がかかります。量が多いときは大きめのフォークを使うか、麺棒と使い分けてください。持ち手が細いと手が疲れるので、しっかり握れるものを選びます。
麺棒・すりこぎ
量が多いときに頼れる方法です。鍋や深めのボウルに食材を入れ、麺棒やすりこぎの先で上から突くようにつぶします。体重をかけやすく、かぼちゃやさつまいものような硬めの食材にも対応できます。
浅い器だと食材が外に飛び出します。深さのある鍋かボウルを使い、底に濡れふきんを敷いて滑らないようにしてください。木製の麺棒はにおいや色が移りやすいので、使ったらすぐに洗います。
保存袋に入れて手でつぶす
洗い物を出したくないときに便利です。加熱した食材を厚手の保存袋に入れ、袋の上から手で押してつぶします。そのまま調味料を加えて揉めば、ボウルも使わずに済みます。
加熱直後は袋越しでも熱いため、ふきんやタオルで包んでから押してください。薄いポリ袋は熱と圧力で破れることがあるので、厚手の保存袋を使います。空気を抜いてから口を閉じると、押したときに破裂しません。
泡立て器
なめらかに仕上げたいときに向いています。食材の上から泡立て器を垂直に押し当て、つぶしてから軽く混ぜます。マッシュポテトやかぼちゃのペーストを作るときに使えます。
ワイヤーの間に食材が詰まるので、時々振って落としながら作業します。ワイヤーが細いものは強く押すと曲がるため、しっかりした作りのものを使ってください。硬さが残っている食材には力が伝わりません。
市販のマッシャー
波型のワイヤーで押すタイプと、穴の開いた板で押すタイプがあります。穴あきタイプのほうが細かくつぶれ、ワイヤータイプは洗いやすいのが特徴です。
フッ素樹脂加工の鍋の中で直接使うなら、金属製ではなくナイロンなど樹脂製を選んでください。金属製は加工を傷つけます。柄が短いと深い鍋で使いにくいので、手持ちの鍋の深さも確認します。
マッシャーの代用品を使うときのコツ
- 熱いうちにつぶす:じゃがいもは冷めると硬くなり、つぶしにくくなる。
- 水気を飛ばしてから:ゆでた後に軽く火にかけて水分を飛ばすと、水っぽくならない。
- 混ぜすぎない:じゃがいもは練るほど粘りが出る。つぶれたら手を止める。
- ミキサーにはかけない:じゃがいもをミキサーやフードプロセッサーにかけると、糊のような粘りが出る。
- 器を固定する:濡れふきんを下に敷くと、力をかけても動かない。
シーン別に見るマッシャーの代用品のおすすめ
ポテトサラダやコロッケを作りたい
フォークの背でつぶすのが最も確実です。粗さを見ながら調整でき、食感も残せます。量が多い場合は、鍋の中で麺棒やすりこぎを使ってください。
かぼちゃやさつまいもをつぶしたい
麺棒かすりこぎが向いています。じゃがいもより繊維が多く硬めなので、上から突く力が必要です。皮を残す場合は、皮の部分だけ先に包丁で刻んでおくと均一になります。
ゆで卵やアボカドをつぶしたい
保存袋に入れて手でつぶす方法が手軽です。そのままマヨネーズや調味料を入れて揉めば、卵サンドの具やディップができあがります。少量ならフォークでも十分です。
