くるみ割り器がないときの殻の割り方
殻付きのくるみをもらったけれど割る道具がない、お菓子作りに使いたい、くるみ割り器が見当たらない――くるみ割り器の代用品は家にあるもので間に合います。くるみ割り器がしているのは「硬い殻に一点から力をかけ、中の実を潰さずに割る」ことなので、殻に強い力を加えられる道具か、殻の継ぎ目を開ける方法があれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ペンチ | ★★★★★ | 挟んで力をかける仕組みが同じ | 強く握りすぎると実まで潰れる |
| 金づち・すりこぎ | ★★★★☆ | 硬い殻でも割れる | 殻が飛び散る・実が砕けやすい |
| 加熱してこじ開ける | ★★★★☆ | 実をきれいに取り出しやすい | 品種によって口が開かないことがある |
| くるみ同士を握る | ★★★☆☆ | 道具が何もいらない | 殻の硬いくるみは割れない |
| 市販のくるみ割り器 | ★★★★★ | 本格的 | ペンチ型・ねじ式などがある |
くるみ割り器の代用品の選択肢
ペンチ
挟んで力をかける仕組みがくるみ割り器と同じで、最も扱いやすい代用品です。くるみの殻の継ぎ目が上下になるように向きを変えて挟み、少しずつ力を加えてひびを入れます。ひびが入ったら、指で殻を開いて実を取り出します。
一気に強く握ると、殻と一緒に実まで潰れてしまいます。ひびが入った時点で手を止めてください。工具として使っているペンチは油や汚れが付いているので、よく拭いてから使うか、くるみを布で包んでから挟みます。
金づち・すりこぎ
殻の硬いくるみでも割れる方法です。くるみをふきんや厚手の袋で包み、まな板の上に置いて、とがった先端を上にして金づちで軽く叩きます。すりこぎでも同じように割れます。
強く叩くと殻が飛び散り、実も細かく砕けます。軽く叩いてひびを入れ、何度かに分けて割ってください。ふきんで包んでおくと、殻のかけらが飛ばず、手で押さえる必要もないので安全です。
加熱してこじ開ける
実をきれいに取り出したいときに向いている方法です。殻付きのくるみを水に浸けてからフライパンで煎るか、オーブンで加熱すると、殻の継ぎ目にわずかな隙間ができることがあります。その隙間にマイナスドライバーやテーブルナイフの先を差し込み、ひねって殻を開きます。
品種によっては口が開かず、この方法が使えないことがあります。加熱した直後のくるみは熱いので、軍手をはめるか、冷めてから作業してください。刃物を差し込むときは、くるみをふきんで包んで押さえ、刃の先に手を置かないようにします。
くるみ同士を握る
道具がないときの方法です。殻付きのくるみを2個手のひらに握り、継ぎ目同士が当たるように押し付けて力を入れます。片方の殻にひびが入ったら、指で開いて取り出します。
殻の柔らかいくるみなら割れますが、硬い品種は手の力だけでは割れません。割れない場合は、無理をせずほかの方法に切り替えてください。
市販のくるみ割り器
ペンチのように握って割るタイプと、くるみをセットしてねじを回して割るタイプがあります。ねじ式は少しずつ力を加えられるので、実を潰さずに割りやすいのが特徴です。
大きさの違うくるみに対応できるよう、挟む部分に段差があるものが便利です。ほかの殻付きナッツにも使えるものがありますが、使えるナッツの種類は製品ごとに確認してください。
くるみ割り器の代用品を使うときのコツ
- 継ぎ目を狙う:殻には継ぎ目の線がある。そこに力をかけると割れやすい。
- 少しずつ力を加える:一度に割ろうとせず、ひびが入ったら手で開く。
- ふきんで包む:殻が飛び散らず、押さえる手も守れる。
- 実は竹串で取り出す:殻の内側の仕切りに残った実は、竹串の先でかき出す。
- 割ったら早めに使う:殻から出した実は湿気や酸化で風味が落ちやすい。密閉して保存する。
シーン別に見るくるみ割り器の代用品のおすすめ
お菓子作り用にたくさん割りたい
ペンチで継ぎ目に少しずつ力をかけて割るのが、早くて実も潰れにくい方法です。細かく刻んで使うなら、ふきんに包んで金づちで叩いてもかまいません。
実を半分の形のまま取り出したい
水に浸けてから煎り、殻の口が開いたら、マイナスドライバーなどを差し込んでひねって開いてください。口が開かない品種の場合は、ペンチで軽くひびを入れてから手で開きます。
道具が何もない
くるみを2個握って、継ぎ目同士を押し付けて割ってください。割れない硬いくるみは、ふきんで包んで硬い床や台に置き、重い鍋の底で上から押す方法もあります。
