ブックカバーがないときの本の包み方
電車で表紙を見られたくない、借りた本を汚したくない、教科書やノートを保護したい――家にある紙で十分きれいに包めます。ブックカバーの役割は「表紙を隠す」「汚れと傷から守る」の2つで、どちらが目的かで選ぶ素材が変わります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 紙袋・ショップの袋 | ★★★★★ | 厚みがあり丈夫で長持ち | 厚すぎると折り目が付きにくい |
| 包装紙・カレンダーの裏 | ★★★★★ | 大きく好きな柄を選べる | 薄い紙は破れやすい |
| コピー用紙・新聞紙 | ★★★☆☆ | すぐ手に入る | 強度が低く見た目も簡素 |
| 手ぬぐい・ハンカチ | ★★★★☆ | 破れず繰り返し使える | 厚みが出て閉じにくい |
| 市販のブックカバー | ★★★★★ | 本格的 | サイズを確認して買う |
代用品の選択肢
紙袋・ショップの袋
ブックカバーの代用として最も実用的です。紙袋を切り開けば適度な厚みとハリのある紙になり、折り込んだ形がしっかり保たれます。しばらく使っても型崩れせず、丈夫さでは市販品に近い仕上がりです。
本の高さより上下2cmほど大きく切り、上下を折り返してから左右を表紙に差し込みます。厚手すぎる紙袋は折り目が付きにくいので、いったん定規でしっかり筋をつけてから折ると角がきれいに決まります。
包装紙・カレンダーの裏
贈り物の包装紙や、使い終わったカレンダーの裏面は面積が大きく、単行本でも一枚で足ります。無地の裏面を表にすれば落ち着いた見た目になり、柄のある面を使えば自分だけのカバーになります。
薄い包装紙は破れやすいので、しわを伸ばして丁寧に折るか、二枚重ねにすると強度が出ます。カレンダーの厚紙は丈夫ですが硬いので、折り目に定規を当てて筋をつけてから折ってください。
コピー用紙・新聞紙
今すぐ表紙を隠したいときの手段。A4のコピー用紙は文庫本1冊分をちょうど包める大きさで、テープで留めれば数日は持ちます。新聞紙も面積が大きく、すぐ用意できます。
強度は低く、鞄の中で角が折れたり破れたりします。新聞紙は手にインクが移ることもあるので、長く使うつもりなら紙袋や包装紙に替えたほうが快適です。
手ぬぐい・ハンカチ
布で包むと破れず、繰り返し使えます。本の上下を包んで表紙に折り込み、余った部分を内側に入れるだけ。柔らかいので角も傷みにくく、手触りも良い方法です。
紙より厚みが出るので、文庫本だと閉じたときにふくらみます。薄手の手ぬぐいを選ぶか、厚みが気になる場合は紙に切り替えてください。汚れても洗えるのは布ならではの利点です。
市販のブックカバー
革製、布製、透明フィルム、書店でもらえる紙のものまで幅広くあります。文庫・新書・四六判とサイズが分かれているので、包みたい本の判型を確認してから選んでください。透明タイプは表紙のデザインを見せたまま汚れを防げるので、図鑑や絵本の保護に向いています。
包むときのコツ
- 上下は2cmずつ大きく:折り返す分を見込んで切らないと、包んだときに足りなくなる。
- 折り目は定規で:爪や指で折るより、定規を当てて筋をつけるほうが角がきれいに出る。
- テープは内側に:外から見える位置に留めると見た目が落ちる。折り込んだ内側で固定する。
- 厚みの分だけゆとりを:背表紙の厚みを測らずに折ると、閉じたときにきつくなる。
シーン別のおすすめ
電車で表紙を隠したい
無地の紙袋か、包装紙の裏面を使うのが手軽で見た目も落ち着きます。単色の紙を選べば周囲の目を引きません。頻繁に読書するなら、布のカバーを1枚作っておくと本を替えても使い回せます。
借りた本・図書館の本を守りたい
透明な袋やフィルムを切って包むと、表紙のデザインを隠さずに汚れだけ防げます。テープが本体に直接触れないよう、必ず折り込んだ紙の側で留めてください。返却時にはカバーを外し、本に糊やテープの跡が残っていないか確認します。
教科書・ノートを保護したい
紙袋やカレンダーの厚紙が向いています。毎日持ち運ぶので、薄い紙ではすぐ破れます。厚みのある紙で包み、角を丸く切っておくと傷みにくくなります。教科名を書いた紙を表に貼れば、鞄の中でも見分けがつきます。
