靴乾燥機がないときの靴の乾かし方
雨で濡れた靴を明日も履きたい、洗った上履きが乾かない、部屋干しでは生乾きのにおいが出る――靴乾燥機の代用品は家にあるもので間に合います。靴乾燥機がしているのは「靴の内部に風を送り、水分を外へ逃がす」ことなので、水分を吸うものか風を送る手段があれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 新聞紙を詰める | ★★★★★ | 内部の水分を直接吸い取る | 濡れたら交換が必要 |
| ドライヤーの冷風・送風 | ★★★★☆ | 風を送って一気に乾かせる | 温風は革と接着剤を傷める |
| 扇風機・サーキュレーター | ★★★★★ | 放置できて型崩れもしない | 時間はかかる |
| 除湿剤・乾燥剤を入れる | ★★★☆☆ | 置くだけで湿気を吸う | ずぶ濡れには力不足 |
| 市販の靴乾燥機 | ★★★★★ | 本格的 | 素材によって温度設定を選ぶ |
靴乾燥機の代用品の選択肢
新聞紙を詰める
最も確実で費用もかからない方法です。新聞紙を軽く丸めて靴の中に詰めると、紙が内部の水分を直接吸い取ります。つま先まで届くように詰めるのがポイントで、型崩れも防げます。
紙が湿ってきたら交換してください。1回詰めて放置するだけでは、吸った水分が戻ってしまいます。濡れがひどい場合は30分〜1時間で2〜3回交換すると、乾くまでの時間が大幅に縮みます。インクが移るのが気になる白い靴は、キッチンペーパーや不要な紙を使ってください。
ドライヤーの冷風・送風
短時間で乾かしたいときに使えます。靴の履き口にドライヤーを向け、冷風または送風モードで風を送り込みます。新聞紙を詰めた状態で風を当てると、さらに効率が上がります。
温風は避けてください。革は硬くなり、スニーカーの接着剤は熱で剥がれます。合皮は表面がひび割れることもあります。必ず冷風か送風を使い、同じ場所に当て続けないようにしてください。
扇風機・サーキュレーター
放置できる点で最も実用的です。靴を横向きか斜めに置き、履き口に風が入る角度で扇風機を回します。数時間で表面はかなり乾き、電気代もドライヤーより安く済みます。
靴を吊るして風を当てるとさらに早く乾きます。洗濯ばさみで履き口を挟んでハンガーに掛ければ、全周に風が当たります。時間はかかるので、寝る前にセットして朝まで回すのが現実的な使い方です。
除湿剤・乾燥剤を入れる
靴箱の湿気取りや、少し湿った程度の靴に向いています。使用済みのシリカゲルを乾煎りして再生したものや、市販の靴用乾燥剤を入れるだけで湿気を吸ってくれます。
ずぶ濡れの靴には力不足です。まず新聞紙で大きな水分を取ってから、仕上げに使うのが効果的です。生石灰タイプの乾燥剤は水に触れると発熱するため、濡れた靴に直接入れないでください。
市販の靴乾燥機
温風を送り込むタイプ、送風のみのタイプ、靴の中に入れるスティック型があります。雨の多い季節や、毎日同じ靴を履く人には時間の節約になります。
革靴に高温を当てると硬化やひび割れの原因になるため、温度設定を変えられる製品か、送風モードがあるものを選んでください。靴の中に入れっぱなしにせず、乾いたら取り出します。
靴乾燥機の代用品を使うときのコツ
- 中敷きと靴ひもを外す:外して別に乾かすだけで、乾燥時間が半分近くになる。
- 温風は使わない:革は硬化、スニーカーは接着剤が剥がれる。冷風か送風にする。
- 新聞紙はこまめに交換:吸った水分が戻る。湿ったら取り替える。
- 直射日光に当てない:革は色あせ、ゴムは劣化する。風通しのよい陰で乾かす。
- 完全に乾いてから履く:生乾きはにおいとカビの原因になる。
シーン別に見る靴乾燥機の代用品のおすすめ
雨で濡れた靴を明日履きたい
新聞紙を詰めて交換しながら、扇風機の風を当てるのが最速の組み合わせです。中敷きと靴ひもを外して別に乾かしてください。帰宅後すぐに始めれば、翌朝には履ける状態になります。
洗った上履き・スニーカーを乾かしたい
洗濯ばさみで履き口を挟んでハンガーに吊るし、扇風機を当てる方法が確実です。全周に風が当たるため、置くより早く乾きます。屋外なら陰干しにしてください。
革靴の湿気を取りたい
新聞紙を詰めて陰干しし、仕上げに乾燥剤を入れるのが安全です。ドライヤーの温風や靴乾燥機の高温は革を傷めます。シューキーパーがあれば、型崩れも同時に防げます。
