メジャーがないときの測り方
家具が入るか確かめたい、カーテンの丈を測りたい、通販で服のサイズを合わせたい――家にあるもので長さは測れます。必要なのは「基準になる既知の長さ」で、身近なものの寸法を覚えておけば、道具がなくても十分な精度で測れます。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| A4のコピー用紙 | ★★★★★ | 21×29.7cmの定規になる | 継ぎ足すと誤差が出る |
| ひも・靴ひもに印をつける | ★★★★★ | 曲線もそのまま測れる | 後で長さを換算する手間 |
| スマホの計測アプリ | ★★★★☆ | 大まかな寸法がすぐ出る | 誤差が出るので目安どまり |
| 紙幣・カード・自分の手 | ★★★★☆ | いつでも手元にある | 短いものしか測れない |
| 市販のメジャー | ★★★★★ | 本格的 | 100円ショップでも買える |
代用品の選択肢
A4のコピー用紙
A4は短辺21cm、長辺29.7cmと決まっているので、そのまま定規として使えます。長辺を順に当てていけば、家具の幅も測れます。半分に折れば14.85cm、四つ折りで7.4cmと細かい単位も作れます。
継ぎ足すたびに誤差が積み重なるので、印をつける位置を鉛筆でしっかりマークしながら進めてください。2mを超えるような長さでは、次に紹介するひもの方法のほうが正確です。
ひも・靴ひもに印をつける
ひもを測りたい場所に沿わせ、端の位置に印をつけてから、そのひもをA4用紙や床のタイルで換算する方法。曲線や円周も測れるので、体のサイズや丸いテーブルの寸法にはこの方法が向きます。
ひもは伸びない素材を選んでください。ゴムひもや毛糸は引っ張った力で長さが変わり、誤差の原因になります。測る間はたるませず、かといって強く引っ張らないのがコツです。
スマホの計測アプリ
スマートフォンに標準で入っている計測アプリや、カメラで長さを測るアプリを使えば、家具の大まかな寸法がその場で分かります。手が届かない高さや、大きな家具の概算を知りたいときに便利です。
照明や床の状態によって誤差が出るため、あくまで目安。家具が入るかどうかの最終判断には使わず、ぎりぎりのサイズなら別の方法で測り直してください。
紙幣・カード・自分の手
日本の紙幣は縦76mm、一万円札の横は160mm、五千円札は156mm、千円札は150mm。キャッシュカードやクレジットカードは85.6×54mmと国際規格で統一されています。これらを並べれば短い長さはすぐ測れます。
自分の手を広げたときの親指から小指までの長さや、一歩の歩幅を一度測って覚えておくと、道具がないときに役立ちます。短い距離向けで、長い寸法を測るには枚数が必要になり誤差が広がります。
市販のメジャー
金属製のコンベックスは硬くて一人でも伸ばせるので家具の採寸に、布製のメジャーは体のサイズや曲面に向いています。どちらも100円ショップで手に入り、家具や家電を買う予定があるなら先に用意しておくと失敗が減ります。
測るときのコツ
- 2回測る:1回目と2回目がずれたら、どこかで誤差が出ている。合うまで測り直す。
- 搬入経路も測る:家具は置き場所だけでなく、玄関・廊下・階段の幅も確認する。
- 余裕を持たせる:ぴったりの寸法は入らない。数cmの余裕を見込んで判断する。
- メモに単位を書く:後で見返したときに、cmかmmか分からなくなりがち。
シーン別のおすすめ
家具・家電が入るか確かめたい
A4用紙を順に当てて測るのが確実です。設置場所の幅・奥行き・高さに加え、玄関から搬入経路の最も狭い箇所も測ってください。数cmの差で入らないことがあるので、ぎりぎりの場合はメジャーを買って測り直すほうが安全です。
カーテン・敷物のサイズを測る
ひもに印をつける方法が扱いやすく、一人でも作業できます。カーテンはレールの長さと、レールから床までの高さを別々に測ります。ひもを窓に沿わせて印をつけ、後からA4用紙で換算すれば、脚立の上で数字を読む手間もありません。
通販で服のサイズを合わせたい
ひもを体に一周させて印をつけ、後で長さに換算するのが最も現実的です。手持ちの似た服を平置きにして、身幅や着丈をA4用紙で測り、商品ページの寸法と見比べる方法も確実。体に直接当てるより、手持ちの服と比べるほうが失敗が少なくなります。
