ヘアブラシがないときの髪の整え方
旅行先に持ってくるのを忘れた、外出先で髪が乱れた、壊れて買い替えるまで数日ある――家にあるもので髪は整えられます。ブラシがしているのは「もつれをほどいて毛流れをそろえる」ことなので、目の粗い歯があるものか、手そのものでも代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 手ぐしで整える | ★★★★☆ | 道具がいらず今すぐできる | 強いもつれはほどけない |
| 目の粗いくし・コーム | ★★★★★ | もつれをほどく力が近い | 頭皮のマッサージ効果はない |
| フォーク | ★★☆☆☆ | 歯があり毛流れをそろえられる | 先が鋭く頭皮を傷つける |
| 濡らした手・水スプレー | ★★★★☆ | 寝ぐせを落ち着かせられる | 整えるだけで梳かせはしない |
| 市販のヘアブラシ | ★★★★★ | 本格的 | 100円ショップでも買える |
代用品の選択肢
手ぐしで整える
指を広げて髪に通し、毛先に向かって滑らせる方法。道具がいらず、外出先でもすぐできます。指先で頭皮に触れながら通すので、髪を引っ張りすぎることもありません。
絡まった部分は無理に引き抜かず、毛先のほうから少しずつほどいてください。乾いた髪より、少し湿らせたほうが指が通りやすくなります。強いもつれは手ぐしでは解けないので、くしのあるものを探したほうが早く済みます。
目の粗いくし・コーム
くしがあればこれが最適で、ブラシとほぼ同じように使えます。目の粗いものは絡まりをほどく力が強く、髪を引きちぎりにくいのが利点。折りたたみのコームなら、ポーチに入れて持ち歩けます。
目の細かいくしで無理に通すと、絡まった部分で髪が切れます。まず粗い目で全体をほどいてから、必要なら細かい目で整える順番にしてください。ブラシのように頭皮を刺激する効果はないので、そこは手で補います。
フォーク
歯が並んでいるので毛流れをそろえることはできますが、おすすめはしません。他に何もない状況での最後の手段です。
先端が鋭く、頭皮に当たると傷つきます。歯の間隔も髪用には設計されていないため、絡まりに引っかかって髪が切れやすくなります。食事用の道具を髪に使うのは衛生面でも気持ちのいいものではないので、避けられるなら避けてください。
濡らした手・水スプレー
寝ぐせや浮いた毛を落ち着かせたいだけなら、手を濡らして髪になじませるのが最も早い方法です。霧吹きがあれば全体に軽く吹きかけ、手ぐしで方向を整えます。
梳かす道具の代わりにはならないので、絡まりがある場合は先にほどいてください。濡らしすぎると乾くまで時間がかかるので、湿らせる程度にとどめます。
市販のヘアブラシ
クッション性のあるパドルブラシ、静電気が起きにくい豚毛や木製、絡まりをほどきやすい柔らかいピンのものなど種類があります。100円ショップにも折りたたみ式の携帯用があり、旅行の荷物にも入ります。髪の長さや太さで使いやすさが変わるので、実際に持って重さと当たりを確かめると選びやすくなります。
使うときのコツ
- 毛先からほどく:根元から一気に通すと絡まりが固まって切れる。毛先を少しずつ。
- 濡れた髪は慎重に:濡れているときは髪が傷みやすい。強く引っ張らない。
- 静電気を抑える:乾燥する季節は、軽く湿らせるかオイルを少量なじませると広がりにくい。
- 先が鋭いものは使わない:頭皮を傷つけるものは避ける。
シーン別のおすすめ
旅行先・外出先で忘れた
宿のアメニティにくしが入っていることが多いので、まず確認してください。ない場合はコンビニや100円ショップで携帯用が手に入ります。それも難しければ、手を濡らして手ぐしで整えるだけでも見た目はかなり落ち着きます。
寝ぐせを直したい
濡らした手か霧吹きで根元を湿らせ、手ぐしで方向を整えるのが最も効きます。寝ぐせは根元の曲がりが原因なので、毛先だけ濡らしても直りません。湿らせた後に風を当てると、その形で固定されます。
髪が絡まってほどけない
目の粗いくしで毛先から少しずつほどいてください。無理に引くと切れるので、絡まりの下を手で押さえて根元が引っ張られないようにしながら進めます。乾いた状態でほどけないときは、少し湿らせるか、コンディショナーを毛先になじませると滑りが良くなります。
