味噌こしがないときの味噌の溶かし方
味噌汁を作るたびに鍋の底に味噌の塊が残る、だしに溶け切らず粒が浮く――専用の道具がなくても味噌はきれいに溶けます。味噌こしがしているのは「味噌を湯に触れさせながら、溶け残りと大豆の粒を止める」ことなので、目の細かい網と押し道具があれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 茶こし | ★★★★★ | 目の細かさがほぼ同じ | 小さいので少量ずつ |
| 小さめのザル | ★★★★☆ | 一度に多めに溶かせる | 目が粗いと粒が落ちる |
| お玉の中で溶く | ★★★★☆ | 道具を増やさず洗い物も減る | 粒はそのまま残る |
| 泡立て器で溶く | ★★★☆☆ | 手早く均一に混ざる | 火を止めてから使う |
| 市販の味噌こし | ★★★★★ | 本格的 | すり棒とセットが使いやすい |
味噌こしの代用品の選択肢
茶こし
最も味噌こしに近い代用品です。網の目の細かさがほぼ同じで、味噌を入れて汁に浸し、スプーンの背で押すように溶かせば、粒や溶け残りを残さず仕上がります。多くの家庭にあるのも利点です。
ただし味噌こしより口径が小さいため、4人分をまとめて溶かすには2回に分ける必要があります。網目に味噌が残るので、使ったらすぐ水に浸けておくと洗いやすくなります。
小さめのザル
直径12〜15cm程度のザルなら、味噌こしとほぼ同じ感覚で使えます。一度に多めの味噌を溶かせるので、家族分をまとめて作るときに向いています。
目が粗いザルだと大豆の粒がそのまま落ちるため、粒の残らない仕上がりを求めるなら目の細かいものを選んでください。麺や野菜の水切りに使うザルとは別に、小さめのものを一つ持っておくと使い分けが楽になります。
お玉の中で溶く
お玉に味噌を取り、鍋の汁を少しすくって菜箸で溶きほぐしてから鍋に戻す方法です。道具を増やさず、洗い物も増えません。毎日の味噌汁ではこれで十分という人も多い方法です。
網を通さないので、粒味噌の大豆はそのまま残ります。粒が気にならない味噌や、粒ごと楽しみたい場合に向いています。だしを直接お玉ですくうと熱いので、火を弱めてから行ってください。
泡立て器で溶く
鍋に味噌を落とし、泡立て器で全体を混ぜる方法です。手早く均一に混ざり、汁全体に味噌が行き渡ります。急いでいるときに手数が最も少ない方法です。
沸騰したまま混ぜると味噌の風味が飛ぶので、必ず火を止めてから行ってください。泡立て器のワイヤーの間に味噌が入り込むため、使用後はすぐ洗う必要があります。
市販の味噌こし
網部分とすり棒(味噌マッシャー)がセットになったものが使いやすく、鍋の縁に引っ掛けられるフックが付いた製品もあります。ステンレス製は錆びにくく長持ちします。
網目に味噌が固まって詰まりやすいので、使ったらすぐ水に浸けるのが長持ちのコツです。網が細かいほど粒は止まりますが、目詰まりもしやすくなります。
味噌こしの代用品で溶かすときのコツ
- 火を止めてから入れる:煮立てると味噌の香りが飛ぶ。溶かすのは火を弱めてから。
- 汁を少しすくって溶く:鍋に直接落とすより、少量の汁で先に溶くと均一になる。
- 押し付けず、浸して揺らす:網の中で味噌を汁に触れさせると自然にほどける。
- 使ったらすぐ水に浸ける:味噌が乾いて固まると網目から落ちなくなる。
シーン別に見る味噌こしの代用品のおすすめ
毎日の味噌汁を手早く作りたい
お玉の中で溶く方法が最も手数が少なく、洗い物も増えません。粒味噌の大豆が気になる場合だけ茶こしに切り替えると、日常の負担が減ります。
粒の残らない口当たりにしたい
茶こしが確実です。網の中で味噌を汁に浸し、スプーンの背で軽く押すと、大豆の粒だけが網に残ります。だし入り味噌や合わせ味噌でも同じように使えます。
家族分をまとめて作る
目の細かい小さめのザルが効率的です。一度に多めの味噌を扱えるので、4人分以上を作るときに茶こしのように分ける手間がかかりません。
