ペッパーミルがないときの胡椒の挽き方
粒の黒胡椒を買ったのに挽く道具がない、ステーキに挽きたての胡椒をかけたい、ミルが壊れて中の胡椒が使えない――ペッパーミルの代用品は家にあるもので間に合います。ペッパーミルがしているのは「硬い胡椒の粒を砕いて、香りの立つ粗さにする」ことなので、粒を押し潰すか、すり潰せる道具があれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 保存袋と麺棒 | ★★★★★ | 粗挽きに近い粒感になる | 粒の大きさが揃いにくい |
| すり鉢 | ★★★★★ | 粗さを細かく調整できる | 粒が飛び散りやすい |
| 包丁の腹で潰す | ★★★★☆ | 少量をすぐに砕ける | まな板に香りが残る |
| 電動のミル | ★★★★☆ | 一度にたくさん挽ける | 他の食材に香りが移る |
| 市販のペッパーミル | ★★★★★ | 本格的 | 刃の素材と粗さ調整の有無で選ぶ |
ペッパーミルの代用品の選択肢
保存袋と麺棒
最も手軽で、粗挽き胡椒に近い粒感になります。厚手の保存袋に胡椒の粒を入れて空気を抜き、まな板の上で麺棒を押し当てて転がすように潰します。ステーキや焼き肉にかける粗挽きなら、これで十分です。
粒の大きさが揃いにくく、大きなかけらが残ることがあります。一度潰した後に袋を振って粒を寄せ、もう一度転がすと揃ってきます。薄い袋は胡椒の角で破れるので、厚手のものか、袋を二重にしてください。
すり鉢
すりこぎで砕く強さを変えられるので、粗挽きから細挽きまで調整できます。最初はすりこぎで上から軽く叩いて粒を割り、その後に回してすり潰すと、効率よく細かくなります。
叩くときに粒が飛び散りやすいので、少量ずつ入れてください。すり鉢の溝に胡椒の香りが残るため、使った後はたわしで溝の中まで洗います。ごまなど他の食材をすったばかりのすり鉢は、香りが混ざるので洗ってから使います。
包丁の腹で潰す
少量だけ使いたいときの方法です。まな板に胡椒の粒を置き、包丁の刃の平らな面(腹)を上から当てて、手のひらで押し潰します。砕けた粒を包丁で軽く刻めば、さらに細かくなります。
粒が転がって飛びやすいので、少量ずつ潰してください。包丁の腹を押すときは、刃を自分と反対側に向けて手を切らないようにします。まな板に香りが残るので、肉や魚用のまな板を使うか、使った後によく洗います。
電動のミル
ミルサーや電動のコーヒーミルがあれば、一度にたくさん挽けます。数秒ずつ区切って回すと、粗さを調整しやすくなります。
胡椒の香りが容器や刃に残り、次に挽くコーヒーやほかの食材に移ります。胡椒専用にするか、使った後はよく洗ってから他の用途に使ってください。回しすぎると細かい粉になり、粗挽きの食感がなくなります。
市販のペッパーミル
刃の素材はセラミック製と金属製が主流です。セラミック製はさびないため、岩塩などの塩にも使えるものが多くあります。金属製は塩に使うとさびることがあるので、胡椒専用として使います。
挽く粗さを調整できるものを選ぶと、料理に合わせて使い分けられます。手動のほかに、片手で使える電動式もあります。
ペッパーミルの代用品を使うときのコツ
- 使う直前に挽く:胡椒は挽いた後に香りが飛んでいく。必要な分だけその都度挽く。
- 先に軽く叩いて割る:硬い粒をいきなりすり潰すより、割ってからのほうが早く細かくなる。
- 粗さは料理で決める:ステーキや焼き物は粗挽き、スープやドレッシングは細挽きが向く。
- まとめて挽いたら密閉保存:挽きすぎた分は密閉容器に入れ、早めに使い切る。
- 他の香りが移らない道具を使う:すり鉢や電動ミルは、前に使った食材の香りが残っていないか確認する。
シーン別に見るペッパーミルの代用品のおすすめ
ステーキに粗挽き胡椒をかけたい
保存袋と麺棒で粗く潰すのが手軽です。粒が少し残るくらいで止めると、粗挽きらしい食感と香りになります。焼く直前か、焼き上がりにかけてください。
スープやドレッシングに細かい胡椒を使いたい
すり鉢で叩いて割ってから、しっかりすり潰してください。細かくなるほど料理になじみます。量が多ければ電動のミルが早く済みます。
1回分だけ少し使いたい
包丁の腹で潰す方法がすぐにできます。数粒をまな板にのせて押し潰し、軽く刻んで使ってください。
