物干しネットがないときの平干し
セーターを干したいけれど肩が伸びそう、ニットの型崩れが気になる、収納場所がないので買っていない――物干しネットの代用品は家にあるもので組み立てられます。物干しネットがしているのは「衣類を平らに広げ、重さで伸びないよう支えながら風を通す」ことなので、水平に支えられて通気のあるものがあれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ハンガー2本を並べる | ★★★★★ | 肩に負担をかけず平らに支えられる | 間隔が開くと中央がたれる |
| ピンチハンガーに広げる | ★★★★★ | 全体を面で支えて通気もよい | ピンチの跡が付くことがある |
| ザル・水切りかごに乗せる | ★★★☆☆ | 下から風が通る | 小さいものしか干せない |
| すのこ+タオルを敷く | ★★★★☆ | 大きなニットも平らに置ける | 場所を取り乾きは遅い |
| 市販の物干しネット | ★★★★★ | 本格的 | 使わないときは折りたためる |
物干しネットの代用品の選択肢
ハンガー2本を並べる
最も手軽で効果のある方法です。物干し竿にハンガーを2本、20〜30cmほど離して掛け、その上にセーターを横向きに乗せます。肩の1点に重さがかからないので、伸びや型崩れを防げます。
間隔が広すぎると衣類の中央がたれて跡が付きます。衣類の幅に合わせ、肩から裾までを2本で支えるイメージで調整してください。厚手のニットは3本使うとさらに安定します。
ピンチハンガーに広げる
洗濯ばさみが並んだピンチハンガーを水平に吊るし、その上に衣類を広げて乗せる方法です。面で支えるので重さが分散し、下から風も通るため乾きも早くなります。
衣類をピンチで挟むと跡が付くので、挟まずに乗せるだけにしてください。ピンチの金具が当たる部分に薄いタオルを敷くと、跡も防げます。重いニットではピンチハンガーがたわむので、物干し竿に2点で掛けて安定させます。
ザル・水切りかごに乗せる
小物の平干しに向いています。洗濯したニット帽、手袋、靴下などをザルに乗せれば、下から風が通って型崩れせずに乾きます。室内でも場所を取りません。
大きな衣類は入らないので、用途は限られます。食品に使うザルを衣類に使う場合は、使い分けるか、洗って乾かしてから戻してください。網目の跡が付くことがあるので、薄い布を敷くと安心です。
すのこ+タオルを敷く
大きなセーターやカーディガンを平らに干せます。すのこを台の上に置き、乾いたタオルを敷いてから衣類を広げます。下に隙間があるので、床に直接置くより風が通ります。
上からの風しか当たらないため、乾きは吊る方法より遅くなります。途中で裏返す、下のタオルを乾いたものに交換するといった手間を加えると早く乾きます。設置に場所を取るのが難点です。
市販の物干しネット
2段・3段に重ねられるタイプが主流で、使わないときは折りたたんで収納できます。吊り下げ式なら上下から風が通り、代用品より明らかに早く乾きます。
風の強い屋外では衣類が飛ばされやすいので、洗濯ばさみで軽く留めるか、室内干しに使ってください。ネット部分に汚れが溜まるため、時々洗って乾かすと衣類に汚れが移りません。
物干しネットの代用品を使うときのコツ
- 吊らずに支える:ニットは濡れると重い。肩で吊ると伸びる。平らに支えるのが基本。
- 脱水後に形を整える:干す前に手で寸法を整えると、乾いたときの形が決まる。
- 下から風を通す:台に直置きすると乾かない。隙間を作るだけで時間が変わる。
- 跡が付くものを挟まない:ピンチや網目の跡は乾くと残る。薄い布を1枚挟む。
- 直射日光を避ける:ウールやカシミヤは日光で色あせする。陰干しが基本。
シーン別に見る物干しネットの代用品のおすすめ
セーター・ニットを干したい
ハンガー2本を並べる方法が最も確実です。追加の道具が要らず、肩の伸びも防げます。厚手のものは3本に増やし、衣類の幅に合わせて間隔を調整してください。陰干しが基本です。
ニット帽・手袋など小物を干したい
ザルや水切りかごに乗せるだけで十分です。下から風が通るので型崩れせず乾きます。室内でも邪魔にならず、洗面所や脱衣所に置けます。
早く乾かしたい
ピンチハンガーに広げる方法が向いています。上下から風が通るため、台に置く方法より明らかに早く乾きます。扇風機やサーキュレーターの風を当てるとさらに短縮できます。
