巻きすがないときの巻き寿司の作り方
節分の恵方巻きを作ろうとしたら見当たらない、年に一度しか使わないので買っていない――巻きすがなくても海苔巻きは巻けます。巻きすがしているのは「具を押さえながら均一に丸める」ことなので、適度なコシがあって曲がる平らなものがあれば代わりになります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ラップを厚めに重ねる | ★★★★★ | 洗い物が出ず手軽 | 力を入れすぎると破れる |
| アルミホイル | ★★★★☆ | 適度な硬さで形が決まる | しわが表面に跡を残す |
| クッキングシート | ★★★★☆ | 米がくっつかない | 張りがなく安定しにくい |
| 下敷き・まな板シート+ラップ | ★★★☆☆ | 平らで力を入れやすい | 清潔なものを使う |
| 市販の巻きす | ★★★★★ | 本格的 | 使用後によく乾かす |
代用品の選択肢
ラップを厚めに重ねる
最も手軽で失敗が少ない方法です。まな板の上にラップを30cmほど広げ、同じ長さでもう一枚重ねます。その上に海苔を置き、酢飯と具をのせて、ラップごと持ち上げて巻くだけ。巻き終わったらラップで包んだまま数分置くと形が落ち着きます。
ラップ越しに握れるので手に米が付かず、片付けも捨てるだけで済みます。薄い一枚だと巻くときに破れやすいので、必ず二枚重ねてください。力は「締める」というより「面で支える」つもりで加えると、具がはみ出しません。
アルミホイル
ラップより張りがあり、巻きすに近い感覚で扱えます。30cmほど切り出して、しわを伸ばしてから使います。適度に形が残るので、巻いた後に軽く整えて断面をきれいに仕上げたいときに向いています。
ホイルのしわがそのまま海苔の表面に跡として残るため、できるだけ平らに伸ばしてから使ってください。直接食材に触れるのが気になる場合は、ホイルの上にラップを重ねると解決します。
クッキングシート
表面加工のおかげで酢飯がくっつかず、巻いた後もはがしやすいのが利点です。太巻きのように具が多いものでも、シートごと持ち上げれば形が崩れにくくなります。
ラップやホイルに比べて張りがなく手の中で滑りやすいので、シートの下にまな板やトレーを敷いて作業すると安定します。使い終わったらそのまま捨てられるのも手軽です。
下敷き・まな板シート+ラップ
薄いプラスチックの下敷きや、丸めて使う薄手のまな板シートは、硬さと柔軟性のバランスが巻きすに近い道具です。全体をラップで包んでから使えば、衛生面も問題ありません。
文具の下敷きを使う場合は、食品に直接触れないようラップで完全に覆ってください。硬すぎるものは曲げたときに折り目が付いて戻らないので、軽く曲げてしなるものを選びます。
市販の巻きす
竹製が一般的で、繰り返し使ううちに扱いに慣れてきます。伊達巻きや出汁巻き卵の形を整えたり、茹でた野菜の水気を絞ったりと、海苔巻き以外にも出番があります。
竹と竹の隙間に米粒や具が入り込むので、使用後はすぐ流水で洗い、立てかけて完全に乾かしてください。濡れたまましまうとカビや黒ずみの原因になります。
巻くときのコツ
- 酢飯は広げすぎない:海苔の奥2cmほどを空けておくと、巻き終わりがきれいに閉じる。
- 具は中央より手前に:手前寄りに置くと、巻き始めで具を巻き込みやすい。
- ひと巻き目で具を包む:最初のひと巻きで具を押さえてしまえば、あとは転がすだけ。
- 締めすぎない:強く締めると米がつぶれ、切るときに具が飛び出す。
- 切る前に落ち着かせる:巻き終わりを下にして数分置くと形が安定する。
- 包丁は濡れ布巾で拭く:一切りごとに拭くと断面がつぶれない。
シーン別のおすすめ
恵方巻きを家族分まとめて作る
ラップが最も効率的です。人数分のラップをあらかじめ切っておけば、巻いた後もそのまま包んで持たせられます。切らずに食べる恵方巻きなら、ラップごと渡せて食べやすく、片付けもほとんど出ません。
子どもと一緒に作る
ラップかクッキングシートが安全で扱いやすい選択です。手に米が付かず、力加減を間違えても壊れにくいので、細巻きから挑戦すると成功しやすくなります。具を少なめにするのが、きれいに巻けるいちばんの近道です。
伊達巻き・出汁巻き卵の形を整える
アルミホイルが向いています。焼き上がった卵をホイルで巻き、輪ゴムで軽く留めて冷ませば、巻きすを使ったときと同じように形が決まります。熱いうちに巻くのが形をきれいに出すポイントです。
