重箱がないときの盛りつけ
お正月に急に必要になった、運動会の弁当を詰めたい、しまう場所がなくて持っていない――家にある器で十分見栄えのする盛りつけができます。重箱の役目は「区切って詰め、重ねて運ぶ」ことなので、この2つをどう補うかで選択肢が決まります。
| 使えるもの | おすすめ度 | 近いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 大きめの保存容器 | ★★★★★ | 重ねられて運搬に強い | そのままでは食卓映えしない |
| 浅めの角皿・大皿 | ★★★★☆ | 見栄えが良い | 重ねられず運べない |
| ホーロー容器・琺瑯バット | ★★★★☆ | 見た目が締まり冷蔵もできる | 数を揃えていない家庭が多い |
| 紙製の使い捨て重箱 | ★★★★☆ | 片付けが要らない | 汁気に弱い |
| 市販の重箱 | ★★★★★ | 本格的 | 収納場所を取る |
代用品の選択肢
大きめの保存容器
ふたつきで重ねられるので、重箱の「運ぶ・重ねる」機能をそのまま代わりに果たします。冷蔵庫にそのまま入れられ、余ったらふたをして保存できるのは重箱にない利点です。
そのままでは生活感が出るので、詰める前に容器の内側へ折り目をつけたクッキングシートやワックスペーパーを敷き、仕切りにアルミカップや小さな器を使うと、見た目が一気に整います。ふたに料理名を書いた紙を貼れば、持ち寄りの場でも分かりやすくなります。
浅めの角皿・大皿
家にある角皿や大皿に、彩りを考えながら少しずつ並べる「ワンプレート盛り」。重箱よりむしろ現代的な見た目になり、写真映えもします。人数分の取り皿を用意すれば、そのまま食卓の主役になります。
重ねられず、運搬にも向かないので、家の中で食べる場合に限られます。汁気のあるものは小鉢に入れてから皿に載せると、味が混ざらず盛りつけも締まります。
ホーロー容器・琺瑯バット
白い琺瑯の質感は料理の色を引き立て、そのまま食卓に出しても様になります。冷蔵保存もでき、におい移りが少ないので、作り置きした煮物や酢の物を入れておくのに向いています。
複数サイズを揃えている家庭は多くないので、1〜2段分の代わりと考えるのが現実的。角がしっかりしているぶん、詰めたときに輪郭が出てきれいに見えます。
紙製の使い捨て重箱
年末になると100円ショップやスーパーに並ぶ紙製・プラスチック製の重箱風容器。仕切りつきのものを選べば、詰めるだけで重箱らしい見た目になります。持ち寄りや帰省先へ持っていく場合、そのまま置いてこられるのが最大の利点です。
汁気には弱いので、煮汁の多いものはカップに入れてから詰めてください。強度も高くないため、重ねて運ぶときは中身を詰めすぎないようにします。
市販の重箱
三段の本格的な漆器から、電子レンジと食洗機に対応した樹脂製、白木風のモダンなものまで幅広くあります。年に一度しか使わないなら収納場所のほうが負担になるので、まずは使い捨てタイプや保存容器で乗り切り、毎年使うことがはっきりしてから買うほうが後悔しません。
詰めるときのコツ
- 仕切りを作る:アルミカップ、小鉢、大葉、レタスで区切ると味が混ざらず見栄えも整う。
- 奥から手前へ:背の高いものを奥、低いものを手前に置くと立体感が出る。
- 汁気は切る:詰める前にしっかり水気を取らないと、他の料理に色と味が移る。
- すき間を作らない:運ぶ間に中身が動く。かまぼこや卵焼きで詰めて固定する。
シーン別のおすすめ
お正月のおせちを詰める
紙製の使い捨て重箱か、保存容器にペーパーを敷く方法が現実的です。家族だけで食べるなら、角皿へのワンプレート盛りにすると洗い物も減り、見た目も今風になります。黒や白の無地の器を選ぶと、料理の色が引き立って正月らしさが出ます。
運動会・花見の弁当
ふたつきの保存容器が最適です。重ねて運べて、食べ終わったらふたをして持ち帰れます。中身が動かないようすき間なく詰め、汁気のあるおかずはカップに入れて分けてください。保冷剤を挟んで運ぶと、暖かい日でも安心です。
持ち寄り・手土産にする
紙製の重箱風容器が扱いやすく、相手に容器を返す手間をかけさせません。保存容器を使う場合は、名前をテープで貼っておくと回収時に混ざりません。持ち寄りでは他の人の料理と並ぶので、仕切りを丁寧に作っておくと見栄えの差が出ます。
